信心深さとリコピン

トマト、1個、100円。
高い。

オリーブオイルだの、チーズだの、ワインだの、
カロリーの高い欧米食は、ヘルシーヘルシー宣伝されて
値段も下がっていくというのに
トマトだけは、値段が下がらない。

トマトを適当にブツ切りにして、ぐずぐずに煮込めば
卵でも肉でも何を加えても、それなりの味のスープになる。
(ていうか、何を入れてもトマト味。=成功も失敗もなし!)

お腹いっぱいになるから
ダイエットに最適なんだけれども。

スープ1人前でも、3個は欲しい。
私は偏食なので、3食トマトのスープが食べたい。
1個、100円。1日、1000円。

ほんの一瞬だけ、トマト鍋が流行したけれど
結局のところ、日本の食卓でのトマトの位置付けは
サラダに彩りを添えるだけ程度の存在で
トマトをあっためる習慣は、根付かなかった模様。

スーパーで10個もトマトを買うとか、恥ずかしい。
酒とか色々まとめ買いしちゃったり、してるんだから
今さらレジのおばちゃんの目線を気にするのも、おかしいんだけれど。

リコピン、ていう言葉も、最近、聞かなくなった。

「トマトは健康にいいですよ」
「リコピンが入ってるから、トマトは健康にいいんです」
後者の方が説得力があるように感じる人は
多分、理系の科目で100点が取れない人。

リコピン。ヒアルロン酸。カテキン。
それっぽい言葉に「それっぽさ」を感じ取ることができて
リコピンとは何ぞや、とか何とか、四の五の言わずに
信じたつもりになって、いい気分を味わえる人は
多分、文系の科目で70点くらい取れる人。

「ン」で終わるカタカナに科学的っぽさを感じるって
猿にはできない。
AIには、、、すごく難しい。

ミポリンとリコピンの何が違う?
理屈ではない。感じるんだ!
人間とAIの差は、そこ。

手作業ですら、ロボットより人間を信用する日本だから
AIに乗っ取られるなんて、ものすごく遠い未来にも、ないんじゃないかしら。

しかも、日本ていう国は
国民全体が、えせ科学を共有できちゃう、すごい国。

えせ科学を、エセと見抜く理系の才能は、生まれつきのものだけれど
えせ科学を、エセでも何でも、科学「っぽい」と感じ取る文系の能力は
知性というか教養というか、そういうもの。

国民全体が、国語70点くらいの想定だからこそ
「リコピン」が宣伝文句として成立するわけで。

「リコピン」ていう、何となく、それっぽい言葉をありがたがって
ひとときの幸せを感じることができる
一種の信心深さがあって

なおかつ
適当なところで国民全体が「リコピン」に飽きてしまって
トマトの値段が下がらない、日本の底力。

日本人であることを誇りに思う
・・と同時に、、、
トマトの値段がいつまでも下がらない無念。
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